2017年のマツダの7人乗りSUVとミニバンを比較するブログ

2017年のマツダの7人乗りのSUVとミニバンを比較しました。CX-6、プレマシー、ビアンテ、MPVのどれがオススメ?ディーゼルとハイブリッドどっちがお得?スライドドアとSUVはどちらが便利?新型モデルと中古の車種別の価格比較情報。

マツダ CX-8は2017年内に国内販売開始!

2017年秋に発表されると度々報道されていたマツダの3列シートSUVが『CX-8』として、マツダから発表されました。今まで「CX-6」として噂されていましたが、ネーミングはCXシリーズ最大の北米モデル「CX-9」につづく「8」でしたね。

それもそのはず、「CX-8」は「国内市場向けSUVラインアップにおける最上位モデル」として位置づけられるとのことで、ナンバリングも見合ったものになったということでしょう。もしくは、全長順でCX-5の4545mm、CX-7の4695mm、というカウントアップで、CX-8で4900mmということなのかもしれません。ちなみにCX-9は5065mmということでこの法則に当てはまりますよ。

CX-8はどのようなクルマになる?

今回公開された写真はコチラです。

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3列シートSUVであるということは噂通りですが、驚きだったのは7人乗りだけでなく、6人乗りのラインナップがあるということ。CXシリーズの特徴として「上質さ」がありますが、たしかにこの上質さを求めるユーザーにはゆったりとした2列目シートの需要があるのでしょう。1BOX型ではないので、無理して3列目を3人乗りシートにしてないんだと思われます。

7人乗りのモデルは、6人乗りモデルの2列目を通常のベンチシートタイプに変更したものになると言われています。カッコいいファミリーカーを欲している人には7人乗り仕様がいいかと思います。

プレマシーやMPVにも採用されていたスライドドアの搭載も、CX-8の一つの関心事になっていました。公開された写真を見る限りでは、スライドドアというのはなくなったようです。私自身はヒンジドアが好きなんですが、妻にとってはマイナスポイントでした。。便利なのはわかるんですけどね…。所帯じみるというか。

CX-8の居住性は

シートの質感も良いですね。6人乗りはシートにお金がかかった上位グレードとなるでしょうから、この写真のシートは本皮やアルカンターラなどを使っているのではないでしょうか。3列目のシートもある程度は厚みありそうですが、座り心地はいかほどでしょうね。

ルーフラインが丸みを帯びて3列目は若干下がっているので、座ったときに頭があたらないかは気になるところです。車種によっては3列目の格納性を重視して背もたれを短くして、不自然にヘッドレストを長くすることがあります。写真のヘッドレストを見る限り、十分な背もたれの長さは十分に確保されていそう。背もたれの上端が肩の位置まで確保されているのであれば、ギリギリ実用的な高さは確保されているのかなと思います。

実際、CX-8はCX-9と同等の全高が確保されています。CX-8が1,730mmでCX-9が1,728mmです。最低地上高もベースモデルとなるCX-5から大きくは変えないでしょうから、1列目や2列目にとってもゆったりとした室内高になっていますね。

「3列目まで大人がしっかり座れるパッケージングを実現した」という小飼社長のコメントからもパッケージングには自信が感じられます。期待大。

CX-8のメカニズム、走行性能

f:id:bekaz:20170429001026j:plain (写真は、CX-9のものです。)

「『CX-8』は、マツダらしい走りやデザイン・質感を備え」たとありますし、CX-5がベースモデルでもあるということは、新型CX-5の持つハンドリングの良さは引き継いでいると想像できる。

CX-5のハンドリングを生み出しているのは、ボディ剛性やサスペンションのデキ、そして標準装備化が進んでいる「G-ベクタリングコントロール」が一役買っていると言われています。ホイルベースの延長によって軽快感は望めないとしても、素直なステア特性は引き継がれていると考えていいと思います。

エンジンは今のところCX-5と共通の2.2Lディーゼルターボと公表されていて、CX-5にある2.5Lガソリンエンジンはラインナップに含まれるか不明。2.5Lガソリンエンジンはイマイチ評価も高くないため、2.2Lディーゼル一択でも良いかもしれません。絶対的なトルクの太さに加えて、振動も極めて少ないとされていて、人気になること間違えなしですよね。

まとめ

CX-8の発表は、2017年10月27日(金)から11月5日(日)までの10日間で開催される「東京モーターショー2017」で発表されると言われていましたから、噂からすると半年位想像よりも早いわけです。このペースで進行すると、東京モーターショーのときには発売の発表が聞けるかもしれません。

願わくばヒドく高い値段になっておらず、ファミリー層が買えるクルマであることを。

では!