2017年のマツダの7人乗りSUVとミニバンを比較するブログ

2017年のマツダの7人乗りのSUVとミニバンを比較しました。CX-6、プレマシー、ビアンテ、MPVのどれがオススメ?ディーゼルとハイブリッドどっちがお得?スライドドアとSUVはどちらが便利?新型モデルと中古の車種別の価格比較情報。

マツダ CX-6はスライドドアの7人乗りになるか!?

2017年秋に発表されると度々報道されているマツダのCX-6。CX-5をベースとした3列シートの7人乗りモデルになると噂されます。マツダがミニバンから撤退すると報道されている現状から、SUVの7人乗りだろうとする見方が優勢です。

マイナーチェンジも控えられているプレマシーとビアンテがラインナップ落ちも時間の問題である今、CX-6はこれらに変わるスライドドアモデルになる可能性はあるでしょうか。

CX-6のテストカー目撃情報から

CX-6はすでにテストカーと思われるクルマの目撃情報がいくつか出ています。 テストカーの目撃情報が本当にCX-6の試作車だとすると、側面にはスライドドアのレールがあるはずです。CX-6のテストカーと見られているTwitter上の投稿画像を見ると、それらしいレールは見つけられません。

噂通りのSUVらしいボディ形状にはスライドドアも装着が難しいように思いますね。

ターゲット市場の情報から推定

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一方このテストカーがCX-6ではない可能性もあります。それにしてもCX-6はスライドドア非搭載だと見られる意見がクルマ情報雑誌やサイトでも有力です。CX-6は北米向けに発売済みのCX-9と住み分けられると見られており、その主たる市場は日本を含むアジアだと見られています。

>>参考記事(オートックワン)

そのアジア地域でのライバルと見られているのが『トヨタ フォーチュナー』と『三菱 モンテロスポーツ』。いずれも日本未発売の車種ですが、車格もランドクルーザーやCX-9より一回り小さく、アジアで実用的に使えるサイズとして販売ボリュームが見込めます。

これらの車種をライバルと見ると、CX-6がスライドドアになる可能性は低いと言えそうです。リンク先を見てもらうとわかるように、これらのモデルはなかなか王道的でカッコ良いSUVデザインです。ここにマツダが乗り込むとすると王道SUVとしてでは厳しく、やはりアジアでも人気が出ている鼓動デザインになることは間違いないと思います。

一方、「マツダが元気になったきっかけの魂動デザインをスライドドア車で表現するのは難しい(オートックワン)」とのコメントもあることから、ライバルと戦っていくにはスライドドアは捨ててでもデザインで勝負していく必要がありそうです。

まとめ

マツダのスライドドアミニバンがなくなっていくとの情報から、3列シートのCX-6には、スライドドアの需要もあると思います。しかしながら、マツダブランドの目指す方向性や世界戦略から推定すると、CX-6がスライドドア搭載モデルとなる可能性は残念ながら低そうです。

たしかにスライドドアの機能性自体は私自身も魅力的に感じるのですが、それを上回るクルマ自体の魅力があれば納得できるのも事実。マツダには大人っぽく上質な3列シートモデルを開発してもらいたいな、と1ファンとして願っています。

ではでは