2017年のマツダの7人乗りSUVとミニバンを比較するブログ

2017年のマツダの7人乗りのSUVとミニバンを比較しました。CX-6、プレマシー、ビアンテ、MPVのどれがオススメ?ディーゼルとハイブリッドどっちがお得?スライドドアとSUVはどちらが便利?新型モデルと中古の車種別の価格比較情報。

プレマシーの燃費ってどの位?スカイアクティブの採用で良くなった?

マツダプレマシーのCW系と呼ばれる3代目は、当初2代目のアクセラスポーツにも採用されていた、LF-VDS型の自然吸気2.0Lエンジンを採用していました。4気筒のどちらかというとショートストローク型エンジンで、このクラスのエンジンとしては平均的な14.0km/Lの燃費を達成していました。この値はライバルの『トヨタWISH』の2.0Lエンジンの燃費14.4km/Lと比較してもそう悪くない水準です。

WISHはトヨタお得意のバルブマチック採用エンジンでしたが、思ったよりも燃費は伸びていませんね。出力もトルクも似たような数値のエンジンなので、ちょうどいい比較だと思います。

2013年に適用されたスカイアクティブの効果は?

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発売後、ビッグマイナーチェンジとしてプレマシーに採用されることになったスカイアクティブ技術。数あるスカイアクティブ技術の中から直噴高効率のガソリンエンジンである『SKYACTIV-G 2.0(PE-VPS型)』とロックアップ領域を広げて効率とダイレクト感を向上させた6速AT『SKYACTIV-DRIVE』を採用しています。

スカイアクティブ技術が搭載された後期型のプレマシーでは、燃費はもとよりダイレクトでスポーティーささえ感じる運転感覚が特徴です。特にSKYACTIV-DRIVEはほとんどロックアップしてトルコンによる滑りを感じさせない、まるでMTのような感じさえ受けます。 元から定評のあるハンドリングと相まって惚れ込むファンも多いです。

さて、その燃費は14.0km/Lから16.2km/Lへと大幅に進化しました。2014/5月に生産終了したホンダのストリームの2.0Lエンジンでも14.2km/Lですから、スカイアクティブ技術採用のプレマシーの燃費がどれだけ良いか実感できますね。

また、燃費向上の切り札と言えばアイドルストップ技術。特に街乗りでの実燃費に効いてくることは間違いありません。そのアイドルストップ技術はマツダが優れていて、『i-stop』という技術を持っています。i-stopはアイドリングからエンジン停止する際に、前もってシリンダー内の空気量をちょうどよく燃えやすいように調整しておくで技術です。再始動する際には、セルモーターとこの空気に直噴でガソリンを噴き付けて着火。格段にスムースにエンジンが掛かります。

燃費を優先すると我慢が増えるイメージがありますが、これらの技術はそのようなネガティブな部分を感じさせず、むしろプラスの価値を与えてくれます。

この考え方に惚れるマツダファンが多いのも納得ですね。